【書評】「銀の檻を溶かして」高里椎奈

深山木薬店は、表向きは普通の薬屋だが、秘密の暗号を唱えるとたちまち妖怪揉事相談所に早変わり。超美少年店長・深山木秋と、礼儀正しい爽やか青年・座木、元気一杯だけど人見知りの赤毛の男の子・リベザルの三人(三匹?)の妖怪トリオが、妖怪の仕業と思しき不思議な事件を解決していくミステリー、薬屋探偵妖奇談シリーズの第一作目だ。私の中でのシリーズ本ランキング不動の一位であるこのシリーズ。その魅力を語りつくすにはどれだけスペースがあっても足りない!妖怪が出てきてファンタジー風味かと思いきやしっかりミステリーなところ、綺麗な言葉で綴られる文章と、私のツボにはまりまくるキャラクターたち、数々登場する秋の名言…どれをとっても最高です。ぜひご一読を!

 

 

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ペンネーム:催花雨

学部:理工学部化学・生命系学科

好きな作家:高里椎奈

 

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コメント: 1
  • #1

    KIK (火曜日, 20 1月 2015 23:29)

    秋大好きです!